精油は水蒸気蒸留法、圧搾法、溶剤抽出法によって抽出されます。
オレンジなどの果皮からとれる精油は圧搾法が、ジャスミンなど花からとれる精油は溶剤抽出法が用いられますが、ほとんどの精油は水蒸気蒸留法で抽出されます。
水蒸気蒸留法というのは…
植物に蒸気を当てることによって、芳香成分を含んだ膜が破られ揮発します。
精油成分を含んだ蒸気を冷却すると再び液体に戻り精油と水の二層に分かれます。
精油を取り出した残りの水はヒドロラーテ(特に花からできるものは「フローラルウォーター」)と呼ばれています。
ヒドロラーテは微量の精油と水溶性の植物成分を含んでいます。
中世ヨーロッパでは水薬として飲用されていましたが、アロマテラピーでは化粧水の基材として使われています。
私も愛用者の一人なのですが、ローズウォーターにグリセリンを入れ、好みの精油を数滴入れて使っています。
これに巡り会う前は洗顔後すぐに化粧水に始まり、乳液、美容液、クリームといろいろなものを塗りたくっていたのですが、今では洗顔後これ1本だけです。
しかも洗顔は手作りの石鹸。
人の身体には自然治癒力が備わっていますが、肌も同じで、もともとは皮脂のバランスもうまくとれるようになっているのだと思います。
それを無視していろいろなものを塗りたくることによって肌が怠けてしまい、かえって肌のトラブルを生んでいるように思えるのです。
バラやネロリといった精油は、気安く使えるほどお安い価格ではないのですが、フローラルウォーターなら全身にたっぷり使え、しかも市販の化粧水より効果もお値段も言うことなしです。
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フローラルウォーター、使ってみました☆私も気に入りました!
お花のお水なんて、ちょっと優雅な気分も味わえますよね(^0^)
投稿情報: ごん | 2006年12 月10日 (日) 00:09