寝苦しい真夏の夜、ようやく涼しくなりかけた明け方、ふくらはぎを走る激痛で目がさめることがあります。
こむら返りは、マグネシウムやカルシウムなどのミネラルの不足や筋肉疲労が原因といわれています。
一日中クーラーの中で過ごしていると、上半身は快適な温度でも、足元は冷え冷え状態になっています。
ましてオフィスワークが中心だと血行が悪くなり、
冷え⇒血行不良⇒水分・老廃物の停滞⇒むくみ⇒こむら返りがおきやすい
となって、せっかくの眠りが妨げられる結果になってしまいます。
パンプスやブーツを履く機会の多い秋から冬は、足のむくみを自覚している人が多いのですが、夏場のサンダルやミュールでは、締めつけ感がないためか、むくみに無神経になりがちです。
足は心臓から遠いため、足の筋肉ポンプだけでは、どうしてもむくみがちになっていまいます。こむら返りに邪魔されることなく、朝までぐっすり眠りたいと思うなら、寝る前の3分間マッサージをお試しください。
そのときに役立つのが、食品ラップの芯。
適度な硬さと、太さで手になじみやすく、表面がつるつるしているので、肌に何もつけなくても滑らかにうごきます。
使い方は芯の両サイドを持ち、少し圧を加えながら、足先から心臓に向かって、足首から膝の上まで摩りさすりあげます。行きは『しっかり圧を加えながら、返りは圧を加えず』が、効果的なマッサージです。
手軽で便利でそしてエコなマッサージツールのご紹介でした。
【豆知識】
こむら返りの「こむら」とはふくらはぎを指す古い言葉です。
関西方面では「こぶら」ということもありますが、決して毒蛇の「コブラ」のことではないのでご注意を!
お肌の10秒チェックで冷え・疲れもわかる (スキンケア ハンドブックもれなく プレゼント!)
コメント