春一番が吹くころになると、天気予報でも花粉情報が伝えられるほど、花粉対策は春の風物詩になろうとしています。
アロマによる花粉対策も広く知られるようになり、ユーカリやティートリーなどが花粉症によいとメディアでも取り上げられるようになりました。
花粉症の症状が出始める前に、芳香浴やアロマバスで精油を使っていると、花粉症の症状も少しはましになるようです。
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薬品が開発されるまで、アロマをはじめ中医学、アユールヴェーター(インド伝統医学)など植物治療は盛んに行われていました。
医学が進歩した現在でも、西洋医学の補完療法として活用されています。
アロマはストレスケアとして日本に上陸したせいか、もっぱら『香りに癒される』という使い方が一般的です。
香りをくぐらせることは、知らず知らずのうちに植物のもつ力の恩恵を受けることになり、日常的に香りを楽しむ習慣をもつと「なんとなく体の調子がいい」という風なことにつながっていきます。
アロマを始められた方から、「アロマチックな香り」にするにはどの精油を使えばいいのか聞かれることがあります。
香りは抽象的なものなので、人それぞれ感じ方は違いますが、大方の方が言われる「アロマチックな香り」というのはアロマショップに漂う香りのことを指しているのだと思います。
中世ヨーロッパに迷い込んだような、ノスタルジアでストイックな香りです。
残念ながら、いわゆる「アロマチックな香り」の精油はありません。
あの香りは何種類もの精油が溶け合って、混ざり合って出来上がります。
香りの中心になっているのがハーブ系の精油です。精油の中でも種類が多く、ローズマリーやマージョラムなどは料理の香草としてもお馴染みです。
ハーブ系の精油は殺菌効果が高く、中世ヨーロッパでは病院内の感染を防ぐため、ローズマリーとジュニパーが炊かれていたそうです。
最近ではアロマ機能のついた加湿器も多く販売されているようです。
いい香りを漂わすだけでなく、加湿や空気の浄化と一石三鳥です。
好きな系統の香りだけでなく、いろいろな精油にチャレンジして、「アロマチックな香り」をデザインしてみてください。
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