前回のブログでも来るべき高齢社会に触れてみましたが、2005年には65歳以上の高齢者の割合が5人に1人であったのに対し、 2025年には3人に1人と、高齢化社会向かってまっしぐらというのが、日本の現状です。
「PPK」という言葉をご存知ですか?
「ピンピンコロリ」の頭文字をとって「PPK」というそうです。
毎日元気に過ごして眠るように生を終えるのが、理想的な人生ですが、「そうは問屋がおろさない」のが人生であり、寝たきりの終焉を受け入れざるをえない方も少なくはありません。当人はもとより、家族の負担は計り知れません。
不自由な日常を少しでも快適に過ごすために、「香り」ができることがたくさんあります。
【部屋のにおい】
家族にとって介護につきまとう「臭い」も大きなストレスになります。
まして食事、排泄など日常生活の大半を同室で行うと、部屋のにおいがこもりがちになります。
こまめに換気をすることが第一ですが、それでも部屋に染み付いた臭いはなかなか抜けません。こんなときは精油を使った芳香浴がお薦めです。専用の芳香器具を使うのが一般的ですが、手軽にできるルームコロンの作り方をお教えします。
★ルームコロンの作り方…アトマイザー容器(100ml)に無水エタノールを20CC入れ、好みの精油を20~30滴加え攪拌させたあと、精製水(もしくはミネラルウォーター)を加え、よく振ってからスプレーする。
精油は完全には溶けないので、毎回スプレー前によく振ってから使う。
精油を使うことで、芳香だけでなく、空気の浄化・殺菌ができるので、感染症の予防にも効果があります。
お薦めの精油…オレンジ、レモン、ティートリー、ジュニパー、ローズマリー、ラベンダー、ペパーミント、サンダルウッドなど
長くなりますので次回に続きます。(10月10日)
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