先日、岐阜県可児市にある『花フェスタ記念公園』に行ってきました。
この公園は、平成7年に開催された「花フェスタ'95ぎふ」の会場の跡地に、「バラでつながろう」をコンセプトに「花の都ぎふ」を象徴する場として生まれ変わりました。
園内には約7,000品種、60,000株のバラが植えられており、世界でも有数のバラ園です。
6月のバラのシーズンともなると、園内は文字どおりバラ色にうめつくされ、バラの香りに包まれるそうです。バラ好きでなくとも、一度は訪れてみたい場所です。
花フェスタ記念公園
同じ園内に『ターシャの庭』があります。
ターシャ・テューダーは日本にも多くのファンをもつアメリカの絵本画家であり、ガーデナー(園芸家)です。
90歳を越えた今も、アメリカバーモンド州で、彼女の息子が建ててくれた家にひとりで住み、家を取り囲む広大な庭に季節折々の花を育て、一日の大半を植物の世話をしながら生活しています。
電気や水道といった近代設備は最小限に留め、使い込まれた家具や道具だけが置かれている本当に質素で素朴な家です。
華やかさや便利さはなくとも、ターシャが心地よいと感じるものだけに囲まれた生活がそこにあります。人生をありのままに楽しみたいと思う人々にとって憧れの暮らしです。
近代文明社会に生きる私たちは、便利な物を使いこなし、生活の質を高めているようですが、実は物に振り回わされているような気がします。ターシャの世界には何もないことの贅沢があります。
ターシャは言います
『私は90歳になった今も、バラの専門家になりたいと思っています。
専門家になりたい、なりたいと夢を追い続けるのが楽しいの。
人はだれも、すべての答えを知る事は決してできません。
だからもっと知りたい、もっと極めたいという夢には限りがないのです。
もっと学びたいという夢に向かって歩む楽しみは、常に持ち続けられるのです』
人生いつもスタート地点なのです。
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始めまして ターシャの庭を管理しているクラブがあります。代表は伊藤さんです。公園事務所で聞いてみてはいかがですか。
投稿情報: 腹へった記念公園 | 2008年4 月11日 (金) 21:01