近頃「ロハス(LOHAS)」という言葉をよく耳にします。
ロハスは「Lifestyles Of Health And Sustainability」の頭文字からつくられた略語。
「人間の健康と環境の保護を最優先し、持続可能な社会のあり方を追及する、新時代のライフスタイル」というのがコンセプトになっています。
簡単に言うと「人にも地球にもやさしい生活スタイルを実践する」ということですね。
ロハス的生き方のひとつに、イタリアから始まった「スローライフ」「スローフード」といった食生活の見直しがあります。
日本でも次々と食の安全を脅かされるような事件があり、少し値段は高くても国産の食品を選ぶ人が増えてきているようです。
そしてより安心な食を求める人たちに選ばれているのが有機栽培の農産物。有機栽培された農産物には有機JASマークの表示がされています。
しかし、意外と知られていないのが、有機栽培と無農薬栽培の違い。
ご存知の方も多いと思いますが、知らないという方のために…
「有機栽培」は栽培する年だけでなく、最大3年間、農薬や化学肥料を利用しない田畑で栽培し、なおかつ農林水産省の認可がある認定機関からの認定を受けなければなりません。
そうしたものだけに「有機JAS」の表示をつけることが許されます。「無農薬栽培」は農薬を一切使用しないで栽培をする方法ですが、化学肥料の使用には制約はありません。
アロママッサージは植物油で希釈した精油を肌に塗布します。
精油の成分は皮膚を通して、体内に吸収されます。
またアロマ発祥のフランスでは、医師の管理の下、精油の内服が行われています。
オーガニック製品に関する法律が施行されたEU諸国では、日本人と同じぐらい、もしくはそれ以上に安全性を重視する国民性ですので、精油にも例外なく高い基準の安全性が要求されます。
日本の有機JASにあたるのが、フランスのABマーク。
ABとは「Agriculture Biologique(有機農業)」の略で、フランス政府の厳しい基準をクリアしたものだけに使用が許されています。
もうひとつの表示として、エコセール(ECOCERT)があります。
これはフランスに本社をおく世界最大級のオーガニック製品認証団体で、世界70ヶ国以上が加盟しています。
美しく、健康になるための精油で健康被害があっては元も子もありません。
精油を選ぶときのひとつの目安としてください。
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