日常生活の中で目から入る情報が大半を占めていますが、食品に関する偽装が後を絶たない今となっては、鼻からの情報を活用することは現在のサバイバルかもしれません。
嗅覚は危険かどうかの匂いを嗅ぎ分けるだけでなく、鼻から入った情報を脳に伝えます。その情報は自律神経に影響を及ぼし、身体のバランスまで左右します。
では鼻を鍛えるのはどうするのか?
アロマテラピストとして私の訓練方法をご紹介しますと…
なんでもかんでも匂いを嗅いでそれを記憶すること。そして香りの引き出しをたくさん持つことが第一。
次に匂いを嗅ぎ分けること。甘さの中の酸っぱさ、木の香りの中の甘さなど、ひとつの性質でできている香りというのはほとんどありません。それぞれの匂いの特性を嗅ぎ分けること。
この二点を意識して、匂いに集中していくことで、随分といろいろなものを嗅ぎ分けることができるようになります。
以前皆さんからいただいたコメントのなかに「自分の体臭を知る方法は?」というご質問がありましたが…
嗅覚は反応の早い器官ではありますが、順応性の高い器官でもあり、同じ匂いを嗅ぎ続けていると反応しなくなります。そのため、自身の体臭や家の匂いを嗅ぎ分けるのは難しいことでもあります。
じゃどうやって匂いを探るか…
まず家の匂い。大きく深呼吸してから家に入る、一歩踏み入れた瞬間飛び込んでくる匂いを「香りの引き出し」から引っ張りだしてみる。タバコのにおいであったり、ペットであったり、ホコリであったりとその要因が見つかるはずです。要因を見つけたら個別に匂いの元を退治していけばいいわけです。
自身の体臭についてはお風呂上りが最適。大きく深呼吸してから浴室を出て、お風呂に入る前に着ていたものをくんくん匂ってみる。
体臭は遺伝的な要素、生活習慣によるところも大きいので、簡単に消すことは出来ませんが、自分の体臭を知ることで対処する方法もあると思います。
次回、身体から芳香を発した美女の話を…
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アロマテラピストに、訓練が必要なんですね!言われてみれば当たり前ですが・・・
ちょっと話がそれますが、私、先日、アレルギー性鼻炎のレーザー治療を受けてきました。鼻づまりもずいぶん緩和されましたので、これを機会に少し臭覚を鍛えるのもいいかも、ですね(^^)V
投稿情報: ごん | 2007年3 月 3日 (土) 20:13