一昔前まで我国でマッサージといえば、指圧・あんま・はりといった東洋的アプローチしかありませんでしたが、この数十年でマッサージの世界も国際色豊かになってきました。
主なマッサージをみてみると…
ヨーロッパ代表「アロマテラピー」「リフレクソロジー」、アメリカ(ハワイ)代表「ロミロミ」、インド代表「アーユルヴェーダ」、タイ代表「タイ古式マッサージ」、バリ代表「バリ式オイルマッサージ」、東洋(中国、日本)代表「指圧・鍼灸・あんま」「台湾式足裏マッサージ」。それぞれの国の歴史的背景や国民性によって特徴があります。いくつかご紹介すると…
【アロマテラピー】
植物から抽出される精油を希釈したオイルを使って、リンパの流れに沿って、撫でる・摩るといった手技が中心のオイルマッサージ。英語には「肩こり」に相当する言葉がないそうですが、欧米人にとってマッサージはコリをほぐすというより、からだの緊張を緩め、リラックスするものといった感覚なのでしょう。ストレスからくる体の不調に最適。
【ロミロミ】
オイルを使って行う点ではアロマテラピーとよく似ていますが、もともとは神に捧げる宗教儀式のひとつ。大地・空・海の神に祈りを捧げ、自然神の力をかりて、からだの不調を整え、神と魂を通わすといったヒーリングの一種。手のひらだけでなく腕や肘を使って広く深く行うのが特徴。
【リフレクソロジー(足の反射療法)】
耳・手・足にはからだの部位(臓器など)に対応する反射区があり、反射区に刺激を与えることで、対応するからだの部位を刺激するのと同じ効果をもたらすというもの。
英国式、東洋式(台湾式)があり、違いは痛さの違い?
痛気持ちいいのがお好きな方は台湾式を、痛いのが苦手な方は英国式がお勧めですね。
さまざまなマッサージの形態がありますが、そのもとを辿っていくと、インドのアーユルヴェーダに行き着きます。アーユルヴェーダは「生命の科学」という意味で、世界最古の医学といわれています。五千年の歴史をもつインド哲学の奥の深さは計り知れませんが、インド哲学を知ることは癒しの原点を知ることでもあります。
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このところ、リンパの流れをよくするマッサージがよく雑誌などでもとりあげられますね。リンパの流れをよくすることは、確かに美容、健康にいいみたい☆冷え性の解消にもなりますね♪
投稿情報: ごん | 2007年6 月10日 (日) 18:50