体力の衰えと同じように、脳も使わないとどんどんとその機能が低下するそうです。
脳を活性化するとして人気の「脳トレ」。
開発者によると、『簡単な計算や音読といった作業は「前頭前野」の働きを高めます。
前頭前野は「脳の中の脳」といわれており、この部分をうまく活用できるかどうかが頭の良さにつながります。
前頭前野は人間だけが特別に発達している部分で、創造・記憶・コミュニケーション・自制力などの鍵となります.
「あるもの」が「どんなもの」かを人に説明するとき、視覚・聴覚を通じた情報には色や形、音階や音調などの言葉があります。色や音階などは学習によって得る知識であり、他者と共有できる情報です。赤は誰が見ても赤であり、ドミソは誰が聞いてもドミソと理解できます。
一方、匂いを伝える言葉は「田舎の匂い」「運動会の匂い」といったように過去の自己経験に基づくもの、「りんごのような匂い」「石鹸の匂い」といった他のものの表現を借りたもの、「爽やかな香り」「焦げ臭い」といった抽象的な言葉が多く、果たして人と共通した認識をもてているか、疑わしいところがあります。
メディアの発達によって、家に居ながら、映像を通して疑似体験することができます。
「百聞は一見にしかず」一度経験したことがあるものは表現力や理解力が高まります。
ヒマラヤ山脈に登った経験をお持ちの方はあまりおられないかと思いますが、ヒマラヤの映像を見聞きした人は、ヒマラヤの景気や風の音を人に伝えることができます。しかしメディアは香りまで再現してくれません。
香りを伝えるためには、過去の記憶や経験を総動員して、似通った風景の香りを思い出し、創造して、人と共有できると思われる香りの言葉を探します。このとき前頭前野はフル活動しています。
香りを人に説明するのは「アロマ流脳トレ」です。
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