秋を代表する菊花は桜と並んで国花(法定定義ではなく習慣として)に挙げられています。
「菊の御紋」は天皇・皇室の象徴です。
後鳥羽上皇(鎌倉時代)がことのほか菊を好み、自らの印として愛用し、その後歴代の天皇が自らの印として継承し、天皇・皇室の「御紋」として定着しました。
日本には、「不老長寿の薬」として唐から渡来しましたが、その美しさから、観賞用としても栽培されるようになり、現在ではもっともポピュラーな観賞花のひとつです。
キク科の精油にはハーブティーでもお馴染みのカモミールがあります。
お休み前のハーブティーとして知られていますが、精油としてのカモミールもラベンダーに匹敵する鎮静効果があります。
また美髪効果は良く知られており、和名のカミツレ配合のシャンプーも多く出回っています。
花の精油の特徴でもある女性特有のトラブルにも効果的です。
「ローマンカモミール」と「ジャーマンカモミール」の2種類の精油があり、ジャーマンカモミールはブルーインクのような鮮やかな紺色が特徴です。
色の正体であるカマズレンは精油の抽出過程で形成され、強い抗炎症作用があります。
肌のトラブルや皮膚に起こるアレルギー全般の症状を和らげてくれます。
「大地のりんご」を意味する古代ギリシア語が名前の由来となっていますが、ローマンカモミールは、ほのかにりんごの香りが漂います。
もうひとつ、キク科にイモーテルという精油があります。
某アロマ関連ショップがイモーテルを使った化粧品のラインアップを販売していますが、この精油には細胞の成長を促進する作用があるといわれています。
チャクラ(インド哲学でエネルギーの出入口)を刺激し、気の流れを整えるといわれています。
香りを万人向きとは言えませんが、この精油を必要とする人にとっては癒しの香りとなります。
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