前回の風邪対策でティートリーを紹介しましたが、ティートリーの「すごさ」をもっと知っていただきたいので、今回はティートリーの話を…
ティートリーはオーストラリアを原産とする精油でユーカリやニアウリなどと同じくフトモモ科の植物です。精油は葉を水蒸気蒸留法で抽出します。
とても生命力の強い植物で木を切り倒しても成長します。
森林植物特有のドライでクリアな香りですが、ユーカリやパインと比べると少し薬品のような香りです。
アボリジニー(オーストラリアの原住民)がお茶として飲んでいたことから名づけられたのですが、お茶というよりこの植物の薬効をよく知っていた彼らは薬湯として用いていたのではないかと思います。
精油が薬品に劣らない治癒効果があることを医学的に証明し、アロマテラピーの発展に貢献したジャン・バルネ博士は第二次世界大戦のとき、ティートリーを負傷した兵隊の治療に用いました。当時、軍隊の救急キットにはこの精油が入れられていました。
ティートリーは免疫力の低下からくる感染症やその為に起こる皮膚障害にすばらしい効果があります。
ちなみに私は口唇ヘルペスの保菌者なのですが、唇がむずむずして、あ!来たなと思ったら、ティートリー精油の原液を塗布します。基本的に精油は原液での塗布は禁忌行為なのですが、ティートリーは原液塗布できる数少ない精油のひとつです。
風邪のときや口臭が気になるときはガーグル液代わりに使ったりします。ただし決して飲まないでください。
ティートリーは殺菌だけでなく殺真菌(カビなど)効果もありますので、水虫でお困りの方は一度試されたら良いですよ。
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暖冬の今年は花粉の飛び始めも早いようです。
我が家では花粉の時期ティートリーをアロマポットで炊きます。
空気の浄化作用もあるんではなかったでしょうか?
投稿情報: * Su~ * | 2007年2 月 2日 (金) 21:04