環境省は、伝えたいこの香り、残したい風景をかおり風景100選と名づけ、日本の「伝統的香り風景」を後世に引き継ぐ取り組みをしています。
西洋に伝えられたアロマテラピーですが、中には東洋的な香りの精油があります。その代表がサンダルウッド。日本では白檀(びゃくだん)という名で知られています。
幼いころから優れた才能を発揮する人をたとえて「栴檀は双葉より芳し(せんだんはふたばよりかぐわし)」といいますが、栴檀とは白檀のことで、ことわざどおり、若木のうちから芳しい香りを発します。
サンダルウッドはインドネシアを原産とする香木ですが、現在最も品質の良いものはインドのマイソール地方で生産されています。
精油は樹齢30年以上の心材から抽出されます。サンダルウッドの人気は年々高まっており、絶滅を防ぐため、インド政府は伐採に規制をかけています。国が率先してこの貴重な木を保護しています。
日本には仏教とともに中国から入ってきたといわれており、宗教的儀式とつながりの深い香木です。線香の材料はもとより、仏像や数珠などの仏具にも使われています。日本では扇子の骨にも使われていますね。心を落ち着かせる香りであることから、夏の暑さによるイライラを解消するために使われているのかもしれません。楊貴妃はこの木で作った宮殿に住んでいたと言われていますが、この香りには催淫作用があると言われています。
東洋嗜好の西洋人には瞑想の精油として知られており、心を穏やかにし、緊張と不安を和らげる働きがあります。
熱帯地方に生息する植物ですので、精油の効果として、熱を鎮め、炎症を抑える、潤いを与えるというのが、特徴的な作用です。その昔化粧品として使われていたこともあり、肌を引き締め、肌つやをいきいきとさせてくれます。
男性用の香水にもよく使われていますが、男女問わず好まれる精油であり、皮膚刺激のない精油です。芳香浴から沐浴まで幅広い用途があります。
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サンダルウッドの香り、わたしも大好きです☆
でもサンダルウッドにも催淫効果ですか・・・
確かバラにも催淫効果があるとおっしゃってましたよね。
この二つの香りが好きな私って・・・大丈夫でしょうか???^^;
投稿情報: ごん | 2007年10 月25日 (木) 21:17