10年前、アロマといえば「香りのなんか」という程度の認識で、「アロマテラピー」という言葉はまだまだ市民権を得ていませんでした。
香りが心理面に与える癒しの効果は習慣や文化として知られていたものの、科学的な根拠はうやむやにされていました。
10年後の今、ネット社会の進歩に比べると、まるで牛歩のようですが、香りがもつ心理的効果に注目が集まり、論理的な研究も行われるなり、香りの効果が実証されるようになりました。
スローライフやロハスな生き方が見直された影響もあるのか、ストレス解消から、ダイエット、美肌、アレルギーまで「天然・自然」をキーワードにした商品が次々と生まれ、その多くの商品に香りが付随しています。
個人が自分の責任で健康増進やストレス解消に利用することに規制はありませんが、疾患を「直す」「効く」と広告するためには、医薬品としての認可を受けなければなりません。
美容・医療の現場でも香りが使われるようになりましたが、精油の薬理効果は国が認めたものではなく、治癒・美容効果を訴求することはわが国の法律で規制されています。
テラピーは療法を意味します。
誤解を避け、医薬品と化粧品の住み分けをするために、新しい香りの活用術として心理面の効果を表現する言葉「アロマコロジー」がという言葉は生まれました。
アロマコロジーはアロマ(=芳香)、フィジオ・サイコロジー(=生理心理学)をあわせた造語です。
アロマコロジーは植物由来の香料だけでなく、人口香料も含むすべての香りが対象です。
人工香料を扱う化粧品の分野では、アロマコロジーに沿った香り商品が開発されています。
代表的な商品に「香りでやせる」ダイエットのための商品があります。
気力と体力は車の両輪です。どちらかが欠けても前に進めません。
やる気が元気を生み、行動力を加速します。
食事や運動で体力を高めるように、香りを気力アップに活用してみてはいかがでしょう。
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