香りの好みは千差万別です。
一般的に好きな香り嫌いな香りには反応が大きのですが、好きでも嫌いでもないようなものは、香っていることさえ気づかないことがあります。
人に対する感情も同じようなもので、好きな人、嫌いな人の行動は気になって仕方ないのに、どちらでもない人に対しては、よく言えば空気のような存在、悪く言えば関心がないというのでしょうか。
嗅覚は反応の早い器官でもありますが、順応性の高い器官でもあり、芳香も異臭も感知するのは速いわりに、慣れるのも速いのです。
現在社会に生きる私たちは嗅覚によって危険を察知するということは少なくなっていますが、毎日使うガスはこの反応を利用したものです。
もともとガスは無臭ですが、あえて異臭をつけてガス漏れを感知するようになっているようです。
一方、家のにおいや体臭など、毎日そのにおいにされられているうちに順応してしまい、なんの反応も示さなくなります。
美人も3日見たら飽きるが、醜女も3日見たら慣れるように、好きな香りもそればかり嗅いでいると飽きてきて、場合によっては疎ましくなることがあります。(後編は11月21日火曜日)
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