思考回路を表現するとき「理数系の人」とか「文系の人」といった言い方をすることがあります。
どちらかというと女性は文系の人が多く、数学、化学と聞くだけで「苦手全開」の方も多いのではないかと思います。
私も元素記号といわれるだけで、鳥肌が立つような勢いで化学を毛嫌いしていたのですが、プロとしてアロマに携わる限り、精油の化学や解剖生理学は避けて通れない道なのです。
小学校の理科からなんら成長していないのですが、好きな分野から入るとそれなりに面白さを感じられるようななるものです。
基本的な化学の知識があると、日々の生活のなかで、炊事、掃除などの家事をより効率よくこなせるようになります。また商品を選択する上でも、化学製品の特徴を知っていると失敗しないお買物が出来ます。
その代表が化粧品ですね。
世の中には星の数ほど化粧品があふれています。中にはコマーシャルや流行ばかりが先行して、実際の効果はいかばかりかと疑わしいものもあります。また風評被害によって、ある成分が悪者にされ、自分が気に入って使っているにもかかわらず、不安にさせられてしまうことがあります。
使われている成分の効能を知っていると、商品選びがずいぶんと楽になります。化粧品は全成分を表示することが義務づけられています。
一度お手持ちの化粧品の成分についてじっくり見てみましょう。
【参考サイト】
日本化粧品工業連合会